お部屋探し基礎知識

 





 

  まず、引越し先の条件と、その優先順位を決めましょう。場所、近隣の環境、賃料(家賃)などの目安をたてましょう。
  大体の目安をもっていれば、たくさんの物件情報から、住みたい部屋を効率よく選ぶんだり、候補がたてやすくなります。
  こだわりのポイントなどきちんと具体的に決めておくと、不動産会社でのお部屋探しのときに、物件を紹介してもらい
  やすくなります。

  
   収入の3分の1が目安といわれています。家賃のほかに、管理費、共益費などが別にある場合もありますので、
   しっかりチェックしましょう。車をお持ちの方は、駐車場のこともお忘れなく。家賃に、かかるであろう色々な経費を
   含めて考えましょう。その地域の相場も調べて、対策をたてましょう。

  
   基準となるのは、やはり職場や学校など、毎日通うところから近いという点でしょうか。その場所からの距離と、
   交通機関の便とを考えて目安を決めましょう。交通の便がよいところのほうが、相場が高くなります。交通の便、
   家賃の優先順位をつけておきましょう。

  
   家族の人数、現在の荷物の多さなども考慮して決めましょう。間取りと収納は大切なポイントです。


  
   周辺の環境(騒音など)、物件の築年数、日当たりなど、他にも色々な希望があります。
   思いつく限りの希望の条件を出して、整理してみましょう。それから、その条件のうちに譲れないものを決めて、
   優先順位をつけておきましょう。自分が探すときも、不動産会社に希望を伝えるときにも、スムーズにお部屋
   探しをすすめることができます。
   合わせてスケジュールも立てておくとよいかもしれません。

 



 
 家賃の相場は、その地理や、駅が近いなど、交通の便利さから変わってきます。実際に住みたい条件と照らし合わせて
 候補をしぼるときに、選ぶ基準として必要になります。
 情報誌に加え、いまではインターネットでの情報収集ができますので、簡単に豊富な情報を手に入れることができます。
 希望の地域から探していき、希望の優先順位にしたがって絞っていきましょう。ここで、先ほど決めた目安や優先順位が

 重要になってきます。
 なるべく希望にそったものを根気よく探すのもよいですが、妥協点もきめて、優先順位を目安にしたり、実際に不動産会社

 に行き、相談してみましょう。

 

 

 
 ある程度の情報を集めたら、実際に、不動産会社に行ってみましょう。事前に連絡を取っていたら、スムーズに物件情報を

 見せてもらえます。
 自分の中で決めた希望条件と、その優先順位もはっきり伝えたほうが、不動産会社のほうでも、希望にそった物件が紹介

 しやすくなります。遠慮せずに色々相談してみましょう。
 希望の物件を絞り込んだら、実際に、その物件の下見に行ってみましょう。前もって連絡をして、下見に向かいます。

 間取りや収納はもちろん、その周辺の環境や雰囲気、交通の便や周辺施設などもあわせてチェックすることをおすすめ

 いたします。足を運んで分かることは少なくありません。積極的に下見に行くことをおすすめいたします。



 
 下見もすんで、住みたい物件を見つけたら、入居の申込みをしましょう。その際には、入居の申込み書を書いていただきます。

 その申込み書をもとに、家主が入居審査をおこないます。通常は1日から2日ほどかかります。審査の後に、希望が通れば

 入居承諾の連絡があります。
 審査に通った後に、入居申込金をお支払いいただきます。 この入居申込金は、入居の意志を表す手付金です。

 無事、契約がかわされた後には、契約時に必要な金額に割り当てられます。もし、入居をキャンセルされた場合は、違約金と

 なり返金はされません。